松の盆栽

松浦 貴昌のパーソナルブログ

「ヤバい勉強脳」で脳をハックした勉強法

「ヤバい勉強脳」という本を読んだので、備忘録としてまとめておきます。

この本の面白いところは著者が作業療法士の方で、脳神経科学をベースにして研究論文などから内容を持ってきているところです。なので、結論はシンプルで端的なのですが、その結論までの論理が丁寧に書かれています。(人によっては回りくどいかも。。)

 

ということで本ブログには丁寧さゼロの結論だけ記載し、しかも私の主観も交えつつ、まとめておきます。気になる方はぜひ本書をお手にとってくださいね。

ヤバい勉強脳

ヤバい勉強脳

  • 作者:菅原洋平
  • 発売日: 2020/11/26
  • メディア: Kindle版
 

 

まずは、学ぶモチベーションを高める

学ぶモチベーションを高めるためには、「自分が学んだことで他者に貢献できる、助けることができる」と思うといい。そして、学んだ先に待っている新たなフィールドをイメージしてワクワクする

 

オススメの学びのルーティン

オススメの学びのルーティンは、学び始めて15分で目線をずらし周辺視にする。そして、30分で身体の血流を変えるために姿勢を変える。おすすめは、30分毎にスタンディングデスクと普通のデスクの行き来。90分で集中力の限界がくるので休憩

このルーティンは、「コモドーロ テクニック」とも相性がいい。(本書には書かれていない)つまり、「25分間勉強・5分休憩」の度に姿勢を変えて、全体で90分~120分勉強し、その後20~30分程度の長い休憩を取る。

 

勉強の習慣化

勉強の習慣化には、4日ほどかかる。いきなりギアを上げすぎず、習慣化したら少しストレッチして1コマ程度の学びを増やすようにするといい。過集中の勉強も良いように思うが、実はその後やる気がなくなる副作用があるから、自然に集中し持続するような勉強を意識する。

休憩は、極力視覚を使わず深呼吸したり、瞑想したり、ホットアイマスク足湯をするといい。

記憶を定着させるためには、アウトプットが重要。内容を手書きでまとめたり、他者に説明するといい。

 

学びのTIPS

・知っているところから読む。難解なところからだと理解が進まない。
・勉強家がいるところに身を置く。怠ける人には近寄らない。
・手足を温め、腸内環境を整える。
・1日2Lの水を飲み、90分毎にトイレにいく。
・笑顔をつくり、足の裏をつける。時に指サックも効果的。
・気持ちいい肌着や洋服を着る。
・バイノーラルの音楽をかける。
・ジョギング程度の運動をする。
・音読をする。
・睡眠の質を大切に。起きるときはスヌーズ機能で起きない。

 

 

「さぁ、勉強するから運動しよう!」で点数アップ

「さぁ、勉強するから運動しよう!」で点数アップ

 

これは、どういうことかと言うと、読んで字のごとく「勉強する前に運動すると効果的ですよ」ということです。

 

この運動による効果は脳神経科学の分野で様々な研究がされているところですが、ハーバード大学医学部のジョン・J・レイティ博士の研究によると、運動すると脳由来神経栄養因子(BDNF)という物質が脳の中で分泌され、脳の神経細胞(ニューロン)の形成を促すとのことです。

 

とくに脳に効く運動は有酸素運動で、注目すべきポイントは適度に負荷をかけて心拍数を上げることにあります。ただ、負荷をかけすぎても逆効果になってしまうので、早いウォーキングかジョギングで少し息上がるくらいが目安でしょう。

 

ちなみに学校教育の最先端の体育科では、子どもの50M走については、走るタイムよりも心拍数に注目するような指導をするように言われています。同じ50Mでも、運動が得意な子は軽く走ってもタイムは短くできるでしょうし、運動が苦手な子なら全力で走ってもタイムは長くなってしまいます。なのでタイムを見るよりも、心拍数が上がっているか否かを見た方が個々の運動能力を伸ばすうえでも重要だということですね。

 

まぁ、勉強をするために運動する人が心拍数を測る必要はあまりない気もしますが、走る時間は30分~40分程度は走ったほうが効果的とのことですので、時間は気にした方がいいかもしれません。

 

このことを活用した勉強法としておすすめなのは、集中力がある時には勉強に集中し、「そろそろ集中力が落ちてきたなぁ・・」という時に、走りに行くことです。そうすることにより、集中力が戻ってくるのは私も実感済みです。ちなみに脳に良い効果があるということは当然仕事にも有効なので、社会人にもおすすめです。

 

以下の本では、学校の子ども達が試験直前に運動して効果を出した事例などもかかれていて非常に興味深いです。より深めたい方は読まれることをオススメします。

 

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない!最新科学でわかった脳細胞の増やし方

  • 作者:ジョンJ.レイティ,エリック・ヘイガーマン
  • 発売日: 2014/03/25
  • メディア: Kindle版
 

 

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脳の特性を理解した勉強方法

脳の特性を理解した勉強方法についてポイントを絞ってお伝えします。

 

脳の特性で重要なことは「脳は忘れるようにできている」ということです。
人間の脳に記憶できる容量は限られているので、脳が「重要!」と思ったこと以外は自然と忘れるようにできています。

 

ここでのポイントは本人自身が「重要」と思うことではなく、脳が「重要」と思うかどうかが記憶するか否かを決めている点です。

 

例えば、本人が1回の勉強中に「ここは重要だぞー」と真剣に思ったとしても、その後何もしなければ1ヵ月後には忘れている可能性が高いのです。

 

では、どうすれば脳が「重要」と思ってくれるのか?というと、

「忘れたころに思い出そうとする」ことを何回もすることです。

 

ポイントは「忘れたころ」です。「すぐ復習を繰り返せ」という教えがありますが、覚えているときには、記憶は短期記憶の領域に格納されています。簡単に思い出せますが、それは短期記憶だからです。短期記憶が長期記憶に格納されるようにするには、忘れたころに「思い出す行為(脳に汗をかくこと)」をすることで記憶が定着することになります。

 

この思い出す行為が重要なのです。記憶をたどって考える行為が、その記憶を貯蔵しておくところに行くための道をつくり、今後も思い出せるようになるというわけです。

 

そして、「忘れたころに思い出す」ことを繰り返せば繰り返すほど、記憶が貯蔵されている場所への道をはっきりと太くして、脳も「これは重要だ」と認識するわけです。

 

思い出す行為としてオススメなやり方は「自己テスト」をすることです。教科書や自分で書いたテキストを見るのではなく、見る前に自己テストで思い出そうとすることがポイントです。

 

では、記憶をいつごろ忘れるか?いつ思い出すのがいいのか?なのですが、それはケースバイケースということになります。

参考までに、概ね良いとされているタイミングは、記憶した日の「次の日」「1週間~2週間後」「1ヵ月後」に思い出す行為をすることです。次の日については、内容を忘れているわけではありませんが、情報の整理をするうえで「ここは大事」と認識するためにやったほうがいいとされています。

 

結論、しっかり記憶していくためには、忘れたころに自己テストを何回もしてください。

 

この他にも勉強法は様々あるのですが、人に教えるつもりで自分の言葉でまとめたり、マインドマップを作ったり、重要なところを音読することも効果があります。

 

ぜひいろいろ試してみて自分なりの勉強法を確立していってください。

 

↓ 脳の特性をより詳しく理解したい方は以下の本がオススメです。

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学

  • 作者:ピーター・ブラウン,ヘンリー・ローディガー,マーク・マクダニエル
  • 発売日: 2016/04/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

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目標を達成するために必要な3つのポイント

新年もスタートして、目標を決めることも多くなると思います。

その目標を達成するために、3つのポイントをおさえるだけで達成する可能性を飛躍的にあげることができます。

 

この3つのポイントは、どれも科学的にも効果が証明されているものばかりですので安心して実行してみてください。

 

①目標の細分化

目標を大きなものにせず、できる限り具体的に細分化しましょう。

例えば、「海外留学する」ではなく、「8月までにTOEIC800点以上にする」とし、さらに途中目標も細かくつくります。そうすると、途中の段階の達成状況が把握でき、軌道修正をすることも容易になります。ペースメイクするうえでも有効に働きます。逆にこれをしていないと、目標の締め切りギリギリで「もう間に合わない」なんてことも起こってしまいます。

 

②数値化してプロセスを記録

上記にもつながりますが、細かく目標をきったうえで、数値化できるものは数値として測りながら記録していきます。例えば、イメージしやすいのは「ダイエット」です。ダイエットをするなら、体重計にのって測りますよね。そして、記録しながら「上がった」「下がった」と運動量や食事の調整をするはずです。これと同じことを他の目標であってもするということです。記録をすることは軌道修正においても有効ですし、モチベーションをあげることにもつながります。最近ではそれを補助しているアプリなども増えてきました。例えば、勉強であれば「Study plus」というアプリがあり、勉強を記録できグラフとし可視化してくれます。

 

③一つひとつ「小さな勝利」を意識

最後は「小さな勝利」。これは何かというと、目標までのステップを一つひとつ上っていくときに、そのステップ一段一段の達成を意識して賞賛し喜ぼう、ということです。チームであっても、この「小さな勝利」を実感し褒め讃えることはチーム全体のモチベーションやエンゲージメント(組織と個人の絆)を高めることにつながります。ゴールで達成を喜ぶのはもちろんですが、実は小さなステップの一段一段を実感し喜ぶことがゴール達成にも寄与するのです。

 

例えば、TOEICの勉強であれば、英単語を10個覚える。という小さなステップでもいいのです。小さな目標でも達成したときには、脳に「快」の信号が出てきます。それを積み重ねることにより習慣化にもつながりますので、小さな小さな勝利を重ねていってください。

 

以上、シンプルな3つですが、やるのとやらないのとでは雲泥の違いが生まれること間違いなし。ぜひお試しください。

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充電期間を経て、再開していきます!

少しの間、自分の身辺を固める時間を優先してブログの更新をしていませんでしたが、また再開していきたいと思います。

 

この充電期間の間も本当に有り難いことに多くの方にこのブログを観に来ていただき、こういった個人的なアウトプットについても少なからずお役に立てることがあるのだと実感しています。

 

今後も、自分のこれまでの「学び」の分かち合い、共有の場としてマイペースに書いていこうと思っていますので、どうぞ宜しくお願いいたします。

 

ツイッターの発言も少しずつ増やしていきますので、宜しければご登録をお願いします。

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平成最後の大挑戦「港区議会選挙」を振り返って。

平成が終わる前に、私にとって平成最後の大挑戦となった「港区議会選挙」を振り返っておきたいと思います。

 

改めて結果は、677票で落選となりました。(当選票数は1089票です)

これは、54人中41位で完敗です。(定数34人)

 

応援いただいた皆様には、私の力不足で申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、676人(自分を抜き)の私に信託し票を入れてくださった方々には感謝しかありません。改めてその一票一票の重みを感じています。一票一票を争う選挙戦で今回の選挙は文字通り「一票」が当落を分けました。1089票で当選し、1088票の方は落選となってしまいました。

 

↓平成31年4月21日執行 港区議会議員選挙開票状況速報(確定)(PDF:185KB)

https://www.city.minato.tokyo.jp/senkan/kugikai/documents/190421-kaihyou05.pdf

 

当選すれば、議員として仕事ができます。ただ、落選してしまえば、当たり前ですができません。実際に自分が経験してみるとなかなかシンプルで残酷なものだなぁと実感します。

 

なぜ選挙に出ようと思ったのか? 

私が今回の選挙に立候補すると決め、家族から了解をもらったのは昨年2018年の10月のことです。(詳しくは以下のブログ記事を参照)

 

 

その時点で4月の選挙まで半年しかありませんでしたが、思い立ったら動かずにはおれない性格と、4年後の選挙まで待つということはその分子ども達にとっても重要な4年が通りすぎてしまうと思い、出馬を決断しました。

 

もう一つには、2020年を超えるとオリパラ特需のあった東京も不動産や経済など様々な面で調整が起こり、また、2025年には団塊世代が75歳以上の後期高齢者になることで教育予算の確保も益々難しくなっていきます。そういった中で火中の栗を拾おうと思ったこともあります。そして、私のビジョンである「分断」ではなく「つながり」の街にしようと。

 

その後、昨年10月から今年の4月21日の投開票日まで約半年間走り続けました。

状況としての補足ですが、思い立ったのが選挙の半年前で、選挙に向けて前もって準備していたわけではありません。そして、地盤があるわけでも、地域活動をやっていたわけでも、大きな党から出るわけでもなく、過去に選挙を経験したわけでも、秘書の経験もありません。こう書いてみると、今ではどれほど無謀な挑戦だったのかわかります。(この辺りの選挙事情はまた別の機会に)

 

でも、街に「つながり」をつくり、笑顔を増やしたかった。子ども達の教育環境や学びを豊かにしたかった。命を守りたかった。そういったおもいでした。「港区」から出たのは、妻の実家があり結婚を機に引っ越してきて息子を二人育てている、息子にとっては地元になる街、というご縁です。

 

また、当初は他の党でぴったり理念や方向性が一致するところもないので「無所属」で考えていました。その後、ご縁で「あたらしい党」から出ることになります。

 

2018年12月末から政治活動をスタート

いろいろと勉強しながら準備を始めました。政治活動を本格的に始めたのは12月の末からです。政治活動は選挙活動と分けて考える必要があり、選挙活動はタスキに名前を出して「立候補します」「一票ください」と言えるのですが、政治活動では名前も出せず、立候補、一票、など公職選挙法により言えません。なので、タスキは「本人」とか、「区政に挑戦します」という言い回しになります。

 

そういったこともあり選挙活動が中心のように思われるかもしれませんが、政治の世界では「政治活動で当落が決まる」と言われており、重要なのは「政治活動」のほうです。イメージでいえば、政治活動が畑の種まきや育成で、選挙活動は収穫にあたるものです。種をまき、育てなければ収穫もありません。

 

政治活動をシンプルに言えば、私「松浦貴昌」を知ってもらう活動です。港区で私のことを知っている人はほとんどいないわけです。そこで存在を知ってもらい、考えやおもいを少しでも共有する、そのための活動です。また、区民の皆さんの意見や課題を聞き、政策などをブラッシュアップする機会でもあります。

 

そのために、平日は早朝から毎朝、駅に立ち、挨拶をしながら政策やおもいを書いたビラを配りました。できる時は夜も終電近くまでこの「駅頭」「駅立ち」をやりました。12月末から始めたので真冬の極寒の中のスタートです。駅に立って1時間もすると身体は芯から冷えて、手はかじかんでビラを1枚だけ取ることも難しくなります。それでも知ってもらうために、1月中旬からは平日は毎朝、雨の日も、風の日も1日も休むことなく駅に立ち続けました。

そして、日中の昼間は、街を歩き、地域の課題などを聞いて回りました。実際にやってみると地域について詳しくなりますし、一人ひとりの課題も聞けるので、これが重要な政治活動だなぁと実感しました。また、私は常に自転車で活動しましたので地理にも本当に詳しくなりました。

 

こういった活動を、仕事と育児を平行しながら進め、2月くらいからは政治活動に集中できるように仕事を調整していきました。

 

私にとってこの数ヶ月の政治活動は学びも多いですが、とても試練で辛い時間でもありました。家族に申し訳ない思いを持ちつつ、極寒の中やっていることになかなか実感が持ちづらい時間でした。駅でビラを配っていると、「邪魔だ」「うざい」なんて言われることは日常茶飯事です。中には、ビラを渡した瞬間、目の前で投げ捨てられる経験も2回ほどしました。自分のビラをコンビニのゴミ箱で見つけることもあります。夜は酔っ払いに絡まれることもあります。

 

その一方で、優しい言葉もかけてもらったり、差し入れにあったかい缶コーヒーや中学生から「からあげくん」をもらったこともあります。選挙戦でかなりお世話になった富津市の議員の方との出会いは田町の駅頭でした。また、早朝と夜の駅頭にびっくりしてお声がけいただきそこから仲良くなった方もいます。そういったプラスの部分も少なからずありますし、辛いときの心の支えにもなりました。

 

しかし、総じて言うなら、精神的な修行の側面が強かったなぁ、と思います。

 

そんな政治活動を4月13日(選挙公示前)までやりました。この間にもたくさんの仲間に極寒の中で駅頭や街頭などのお手伝いをいただき、また政治活動の手探りの中での印刷物やWEB、映像などの作成などもやっていただき、本当に感謝しかありません!そして、私と家族を支えてくれた妻にも。

 

いよいよ選挙活動、そして21日の投開票。

4月14日(日)から20日(土)までの一週間が選挙活動なります。

ようやく大っぴらに「立候補したので一票ください」と言える期間です。選挙事務所は善意で貸していただき、選挙カーも出すことにしました。選挙期間になると組織力や人とのつながりが本当に重要になります。選挙カーも運転手とウグイスが必要になりますし、交代要員がいなければ続けられません。候補者も駅や街頭でビラ配りや街頭演説をするので、そのサポートの運動員が複数名必要です。ボランティアスタッフの出入りが活発なので、事務所を守ってくれる人もいります。初日にはポスター貼りや証紙貼りという大変な作業もあります。そんなたくさんの作業、仕事を支えてくれる人が結果的には120名ほど集まり、なんとか無事選挙期間を終えることができました。(途中必死に「HELP!」を叫びましたが。。)

 

こう書くと、組織づくりやスタッフのリクルーティングもちゃんとやりながら進めたように思うかもしれませんが、実は全くできておらず、最後のこの結果は奇跡のように思うほどです。

 

選挙のためのコアチームをつくろうとしたのは11月に入ってからです。しかしその後、自分の活動でいっぱいいっぱいになってしまい、2月くらいまでまともにチームとしては動いていませんでした。このままではやばい・・・と、友人の一人が率先して組織づくりを始めてくれ、それに呼応、巻き込まれるように、仲間も増えていきました。また、この組織づくりが「ティール」「ホラクラシー」と言われる指示命令がなくとも自律的、主体的に動く組織づくりだったことも大きかったです。結果的には、私は候補者しかできない仕事に集中することができ、それ以外の膨大な仕事は他の方が自発的におこなっていってくれました。なので、私からしたら組織としてボロボロだった状態からの奇跡のような話しです。

 

詳しくはその友人が書いた記事を参照ください。

note「ティール組織で選挙を戦ってみた (結果編)」

https://note.mu/scommunity/n/n0b4744eeda6e?fbclid=IwAR0NzkUB-xYgwUiA2cHk9y8RYT_1Z0dW7qYP8Tde_qViazVEo14CIf4EuVQ

 

以上のように、昨年10月からざっとですが振り返りつつ書いていきましたが、本当に密度の濃い、学びの深い経験を仲間や家族と共に重ねてきました。苦しいときに励まし学びをくれた人、孤軍奮闘しているときに動いてくれた人、私とともに活動をしてくれた人、他の人を声がけし巻き込んでくれた人、遠隔ながらできることをやってくれた人、投票を呼びかけてくれた人、活動をしてくれた人を裏で支えてくれた人、今回関わってくれた全ての方に心からの感謝を伝えたいです。関わった人から個別に感想をもらう中でも、スタッフの一人ひとりが素敵だった、空気感がよかった、など仲間を褒めてもらうことが多いのも印象的でした。私が思い出してもスタッフみんながいつも笑顔で助け合っていましたし、私のビジョンである「つながり」の強さが体現されていたチームだったと思います。今回の選挙は自分の人生の総決算の機会であり、自分がどれほど素晴らしい方々とのご縁やつながりがあるかを実感する機会になりました。本当に、本当に、ありがとうございました!!

 

そして何より、どんな時でも私のことを応援し支えてくれ、家族のために尽力してくれた妻に心からの感謝を込めて「ありがとう」を伝えたいです。この半年は4歳と1歳の息子がいる中での本当に大変だったと思います。

 

結果としては、落選という望まないものになりました。しかし、多くの仲間たちや家族のおかげで後悔のない、現状の実力は出し切る活動ができました。

 

今後については未定ですが、今、私が持っているビジョンや在りたい姿について1mmも変更はありませんし、これからも「分断」ではなく「つながり」のビジョンや教育に向けて邁進していきたいと思っています。

 

繰り返しになりますが、この松浦と関わってくれ、応援やご支援くださった皆様、本当にありがとうございました!

 

これからもこの松浦とどうぞ仲良くしてやってください。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

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港区議会選挙のキャッチコピー「教育とつながりの街」に込めたおもい。

「教育は学校だけでやるものでもなく、家庭だけのものでもない。」

子どもの学びのフィールドは学校だけでなく、地域や社会へと広がっていると思っています。

そう考えると、地域コミュニティのリソースや実力、分厚さがそのまま「教育の質」へとつながるのではないかと思っています。

 

私は「教育」とは地域コミュニティという土台の上に載っかるものだと思っています。

コミュニティの人々のつながりや在りよう、関係性の深さなどが子ども達の学びの材料や可能性になるのだと思います。

 

つまりは、コミュニティのつながりが豊かであればあるほど「教育の質」も向上するのではないかと。

教職大学時代に北欧やオランダなどの教育を研究したことがありますが、教育がすごいということもありますが、何よりコミュニティが素晴らしいと感じました。

例えば、オランダでは家族の対話の時間や地域の人たちとのつながりをとても大切にしています。主観ですが、仕事よりも家族、地域とのつながりが優先順位が高いように思います。

 

かくいう、私も様々な「つながり」で生きてこれたようなところがあります。
たくさんの方々のご縁やつながりがあり、そのつながりから仕事をもらったり、助けてもらいながら生きてきました。

 

私はこの「つながり」を再生、太くし、しっかりとしたコミュニティを土台としながら、その上に載る「教育」をこの港区でつくっていきたいと思っています。

 

「教育とつながりの街 港区へ。」

どうぞ宜しくお願いいたします。

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