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松の盆栽

松浦 貴昌のパーソナルブログ

幸せと健康の秘訣は「人とのつながり」 そして「自分とのつながり」

対話・コミュニケーション 目に見えないけど大切なこと 関係性のデザイン

こんなことあった事はありませんか?

 

何か問題が起ったとき、その現象や事象を解決しようと一生懸命になる。早く解決したくて焦る。しかし、なかなか解決されない・・・。

 

しかし、その問題に注目するのではなく、関係性をつなぎ直すことに時間を使ったら、あっという間に問題が解決してしまった。

 

これは、大きな示唆のある話しだと思っています。

夫婦でも、仕事でも、地域でも、問題の多くが「関係性」や「つながり」に原因の発端があると思っています。

 

今回はその「人との関係性」「つながり」について、深めていきたいと思います。

 

人類は「つながり」で生きながらえ、そして進化した

私たちの人類の祖先であるホモサピエンスが、生き延びてきた理由。それは、「つながり」であり、「信頼関係」の中で協力してあってきたからこそ、生き延びてこられました。

 

それは、人間の進化の歴史とも言えます。

「進化人類学における社会脳仮説では、人間の脳が現状のように大きく進化したのは、他者との関係を考慮・管理するためだと考えられている」そう、人間の脳が大きく成長したのは、他の動物よりも利口だったからではなく、ほかの人間の仲間たちと協力し、チームを組むためだったということだ

リッチ・カールガード他(2016)『超チーム力』p.85 

 

ここで面白い研究をご紹介します。

f:id:takaman02:20160521233619p:plain

 

なんと78年前の1938年から今も続いている、アメリカの「ハーバード成人発達研究

」というものです。この研究は、724人の人生そのものを追跡調査し、「健康で幸せな人生を送るための秘訣」を紐解いたものです。

 

4代目の研究者のロバート・ウォールディンガー教授がTEDx(以下に約12分の映像があります)で語っていますが、その結論は、「身近な人たちとの人間関係の質」が健康や寿命にも、幸せ感にも、脳の老化にも影響を及ぼしているということです。

 

この人間関係の質は、喧嘩をしないことではなく、いざという時に頼れることが大切とのことです。逆に言えば、孤独感は害を及ぼし最も良くないということになり、人は集団の中でも孤独を感じてしまうので、注意が必要になります。

 

ここで一つ思い出したのですが、あるテレビの取材で、ホームレスになった人に、なってしまった原因を聞いたところ、多くのホームレスが家族や親戚、友人がいなかったわけではなく、「助けて」と頼ることができなかった、ということがわかったのです。まさしく大切なのは、関係性の質ですね。

 

ロバート・ウォールディンガー教授は、関係性を良くする秘訣もNHKの番組の中で語っており、「柔軟性を持ち、他人の考えを尊重できること」と言っています。つまり、心の器を拡げて、他者を受容することなのだと思います。これが一番難しいですよね。このことは後半に少し触れたいと思います。

 

www.ted.com

 

さて、この「つながり」の研究について、日本人で有名な方がいます。書籍「友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法」の著者で予防医学研究者の石川善樹さんです。

 

石川さんは、TEDxUTokyo2012の「ほんとうに寿命をのばすのは?!」という講演の中で、「つながりの効果」について語っています。

 

まずはこのデータを観てください。

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ご覧の通り、「つながり」というのは、酒やタバコ、運動や肥満など以上に、健康に影響するがわかったのです。

 

あと、「つながり」は危機の時ほどよくわかります。例えば、入院した時。

入院中にサポートしてくれる人がどれだけいるかで死亡率が大きく違うのです。

 

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心筋梗塞で入院した人の中で、入院中にサポートしてくれた人が誰ひとりいなかった場合の6ヶ月以内の死亡率は69%でした。一方、サポートしてくれる人が2人以上いる人は26%まで死亡率が下がりました。

 

石川さんは、繋がりの秘訣は「人を肯定すること」と言っています。これも先ほどの「心の器を拡げる」ところに近い話だと思います。

 

以下に、石川さんの講演映像(約12分)と書籍をご紹介しておきます。

tedxutokyo.com 

友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法

友だちの数で寿命はきまる 人との「つながり」が最高の健康法

 

 

さて、その他にも「つながり」について研究した結果を記載しておきます。

 

30万人以上の患者を対象とした最近のある研究では、社会交流が不充分だと答えた患者の死亡リスクが、充分な社会交流があると答えた患者より50%も高いことがわかった。死亡率を引き上げる要因は、孤独がもたらす悪い影響だという

リッチ・カールガード他(2016)『超チーム力』p.101

 

ウィルコックスは、アメリカで大切とされる“徹底した個人主義”の神話を疑問視するべきだと警鐘を鳴らした。周囲とのつながりがない人間は、自殺する可能性がきわめて高くなる、と。

 くわえて、生理学や行動学の研究、アンケート調査などによると、孤独な若者の睡眠の質が概して低いことがわかった。また、年齢にかかわらず、孤独な人間は免疫反応に問題を持つ傾向が強く、ウイルス性呼吸器感染症にかかる確率が高いという。

 リッチ・カールガード他(2016)『超チーム力』p.102

 

超チーム力 会社が変わる シリコンバレー式組織の科学 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

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ということで、「人との関係性」「つながり」の大切さについては、理解していただけたのではないかと思います。 

 

そこで、現在の私たち「日本人のつながり」はどうなっているのかを少し見てみたいと思います。

 

孤立した日本人 その処方箋とは?

日本では近年、核家族化、地域社会とのつながりの希薄化などが問題視されています。それは各国と比べたデータでも表れています。

 

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社会的孤立が高い日本人。

それは、子ども達の世界でも深刻化しています。

 

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この深刻な日本の現状の中ですが、まずは自分の半径、身近な人とのつながりを見つめ直すのがいいのではないかと思っています。しかし、先ほども書いたように、関係性をより良くするためには、他者を受容し、他者に貢献するために、心の器を拡げる必要があります。(ここからはかなり私の持論が入ってきます)

 

では、どうすればその心の器を拡げることができるのか?

 

そのポイントは、「自分自身を受容し、自分自身とつながる」ことだと思います。

 

自分と深くつながれて、初めて、他者と深くつながることができるのだと思います。

 

もう少し噛み砕くと、つながりを創るためには、他者を理解し受容することが必要になります。それを別の言い方をするなら、「自分のことを理解し、受容しているレベルでしか、他者を理解し、受容することはできない」ということだと思います。

 

私も、少しずつですが、このことを実践してきています。

何年か前の私は、存在価値の怖れから、自分の至らない点や欠点を卑下し、なんとか直そうと努力してきました。その結果、当時、他者の欠点などを見つけた時に受け入れることができず、「貴方も直すべきだ」と厳しくあたる自分がいました。

 

それが、今では、自分の凸凹もそのまま受け入れることができて、他者の凸凹も受け入れることができるようになってきています。「私は私。これでいいのだ~」とバカボンのパパばりに楽天的に受容しています。そうなることで、日々が楽しく、様々な人間関係がよくなりました。(これは怠惰になることとは違うので念のため)

 

最後にまとめますと、他者との関係性・つながりは、健康で幸せに生きる上でとっっっても大切で、関係性を深めるためには、心の器を拡げる必要があり、そのためには、自分と繋がり、自分を理解し、自分を受容することが必要になるということです。

 

 

ちなみに、蛇足ですが、つながりを邪魔し、むしろ分断や対立を起こしやすくしてしまうものに、「不安や怖れ」「偏見や思い込み」などがあります。この辺りも別の機会に書きたいと思います。 

 

蛇足2ですが、上記の領域については、いくつかのコミュニケーションのテクノロジーがあります。その一つが、以前ブログ記事にも書いた「U理論」です。また、仏教などの教えもかなり活用できると思います。

matsuura.hateblo.jp

それ以外にも、とてもオススメの「NVC(非暴力コミュニケーション)」などありますが、それもまた別の機会に書きたいと思います。

 

ではでは~。

 

 

PS.

今回は個人と他者との関係性などについて書きましたが、チームや組織の関係性についても先日ブログ記事を書いているので、よかったら合わせて読んでもらえるといいかもしれません。

matsuura.hateblo.jp

 

組織・チームが新しい変革を実現し、生産性を高めるために必要なこと

対話・コミュニケーション 組織・チーム 関係性のデザイン

今回は、主に組織やチームの中でマネジメントやリードする立場の方向けの記事です。(そして、少し長いです)

さて、今回のお題の「新しい変革と生産性向上」に必要なことを結論から先に言いますと、「多様な組織・チームの関係性を高めて、外から知を持ち寄り、直接の対話で深めていけば、生産性を高まり、イノベーションは生まれやすくなる」ということになるかと思います。

これだけだと、「そんなこと、知ってるし」となると思います。ですが、知ってはいても、実際に実行し、結果を出すことが本当に難しいことを、どなたも実感されているのではないでしょうか。

今回の記事は、いつもの如く自分の備忘録のためですが、最新の研究データなどを書籍から引用していますので、これまで当たり前に思っていたことをさらに深め、応用するのに役に立つかと思います。

【個人】の能力や専門性を高めることには皆さん興味あるところだと思いますが、今回の記事をきっかけに【チーム】の関係性やコミュニケーションに目を向けてもらえると嬉しいなぁと思っています。

 

個人か、チーム(集団)か?

組織やチームのパフォーマンスを語るうえで、一緒に議論にあがりやすいのが「個人のパフォーマンス」だと思います。単純に言ってしまえば、「個人の能力が高まれば、組織全体のパフォーマンスも高まるのではないか」と。また、「能力の高い個人を採用すればいい」と。

それもそうなのですが、スーパーマン的な人を採用することや、スーパーマンに育成するのは本当に困難です。また、スーパーマン的な人だけ集めてもうまくいくとは限りません。

その点で、今回は、多くの企業や団体、個人にとっても、とても希望のある話です。

まずは、チーム(集団)と個人を対比させた研究事例を見てみたいと思います。

サイエンス誌に掲載された論文における重要な結論は、「集団は集団的知性を持つ」というものである。そしてその集団的知性は、個々の構成員が持つ知性とはほとんど関係ない。個人の能力よりも優れた、集団で問題を解決するという能力は、個人の間のつながりから生まれる。特に皆から多様なアイデアを引き出し、共有を促す交流のパターンと、アイデアを精査してふるい分け、合意を形成するプロセスがその中核となる。

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.11

 

ケロッグ経営大学院の経営戦略論教授ベン・ジョーンズと研究チームは、過去50年に発表された科学研究文献のデータベースを大々的に調査した。
<中略>
複数の科学者から成る研究チームが書いた論文では、個人の論文よりも、常套性はもとより、新規性を含む要素が盛り込まれている率が40%も高いことが判明した。単純に言えば、チームで取り組んだほうが、革新的で新しいアイディアが生まれやすいということだ。

リッチ・カールガード他(2016)『超チーム力』p.122

 

50万以上の特許を調べた結果、個人-とりわけ組織に属さない研究者-が出願した特許には、概して影響力が小さい発明が多いことがわかったのだ。個人の発明家は悪いアイディアを効率的に間引くことが苦手であり、共同作業のほうが"組み合わせ"の機会が増えるため、新規性を生み出しやすい土壌ができることもわかった。

リッチ・カールガード他(2016)『超チーム力』p.123

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と、まぁ、やはりチームや集団ってすごいよね、と再度思っていただいたところで、ざっくり言うと「組織やチームにおいて、“関係性”って大事よね」というところから入りたいと思います。

 

「結果」ではなく「関係性」の「組織の成功循環モデル」

これをわかりやすく伝えているのが、マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱している「組織の成功循環モデル」です。組織が成功するためには、良いサイクルを回す必要があるのですが、まずは、悪いサイクルのほうから紹介したいと思います。

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 悪いサイクルは、「結果の質」を求めるところからスタートします。成果・結果がなかなか上がらないと、対立が生じ、押し付け、命令・指示が増えて「関係の質(関係性の質)」が低下していきます。そうすると、命令やプレッシャーを受けるので、創造的思考がなくなり、受け身で聞くだけになっていき「思考の質」が低下してきます。当事者意識はなくなり、自発的・積極的に行動しないので、「行動の質」が低下。行動が伴わなければ、さらに成果が上がらず、「結果の質」は低下。関係性はどんどん悪化・・・・。というサイクルです。

結果から入ったばかりに、悪循環に陥って、突破口が見いだせず八方ふさがり。こういった例は世の中にたくさんあると思っています。

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一方、良いサイクルは、「関係の質(関係性の質)」からスタートします。
まずは、相互理解を深め、お互いを尊重し「関係性」を高めます。そこから、一緒に考えて、気づきや学びが共有され、面白くなっていき「思考の質」が高まっていきます。その過程で、当事者意識も醸成されていくので、自分で考え、自発的にチャレンジ・行動するようになり、「行動の質」が向上します。すると、チャレンジが多くなることで、成功確度が上がり、成果・結果が得られ「結果の質」は向上。信頼関係が高まり、「関係の質」がさらに向上し、もっと良いアイデアがたくさん生まれる・・・。といった、良いサイクルがぐるんぐるんと回り続けていきます。

つまりは、結果(数字)を出すためにも、「関係性の質」を高めていくことが必要であり、実は近道、ということではないでしょうか。

「うんうん。組織もチームも関係性だよねぇ」と思っていただいたところで、次は関係性とは何で、具体的には何をすればいいのか、というところを深めていきたいと思います。

 

関係性を高めて、新しい変革を実現し、生産性を高めるための方法

ここからは、最新の面白い研究についてご紹介したいと思います。MIT教授で、MITメディアラボの創設に関わり、ビッグデータ研究の第一人者で起業家のアレックス・ペントランド氏が行った「社会物理学」の研究です。

ペントランド教授は、「ソシオメトリック・バッヂ」という胸のあたりに装着するセンサーをつくり、声の特徴や身体の動き、相手との位置関係など、1分間に100ものデータを収集し、計測できるようにしました。こうして何年にもわたり、膨大なデータを用いて人々のコミュニケーションを分析した結果、わかってきたことがあります。

そのことは、『ソーシャル物理学(草思社)』という書籍に書いてあるので、そこから引用していますが、本書に「探求」と書いている言葉は、このブログでは「探索(Exploration)」に変更して記載しています。また、この後よく出てくる「アイデアの流れ」とは、「望ましい状態を生み出すための戦略や仕組みが、ソーシャルネットワークを通じて伝播してくこと」と本では説明しています。ちなみに私は、「有益な情報が流れていくのね」というざっくりとした理解をしています。

ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

ソーシャル物理学:「良いアイデアはいかに広がるか」の新しい科学

 

 

この聞き慣れない「アイデアの流れ」についてなのですが、その大切さについてペントランド教授はこう語っています。

こうしたソシオメトリック・バッヂからデータを分析して明らかになったのは、アイデアの流れのパターンそれ自体が、他のあらゆる要素よりも、集団のパフォーマンスに大きく影響しているという点である。
<中略>
個人の知性や個性、スキル、その他さまざまな要素が束になっても、アイデアの流れのパターンにはかなわないのである。

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.112

 

あと、ペントランド教授は、「アイデアの流れを促進する上で、周囲の人々との接触が、他のどのような要素よりも重要である」と言っています。それは、私達が周囲にいる人たちの行動(規範を示すような一連の行動)に受ける影響の大きさを表しています。無意識にも、私達は、個人として自分自身の経験から学ぶよりも、周囲の行動に倣った方がずっと効率的だということを知っているのです。周りから影響を受けるということは、自分も模範になるような行動を示せば、周囲におのずと影響を及ぼしていくことになります。つまり「背中を見せる」ことが大切ということですね。

ペントランド教授が、複雑な環境における学習を、数学モデルにして確認したところ以下のことがわかったと言います。これも私の経験的に納得するところです。

最善の学習戦略は、エネルギーの90%を探索行為(うまく行動していると思われる人を見つけて真似する)に割くことだった。そして、残りの10%を、個人による実験と考察に費やすのが良いという結果になった。

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.71

 

最近、本業とは別に、NPOなどにプロフェッショナルボランティアとして働く「プロボノ」をやる人が増えてきていたり、キーワードとして「越境」が出てきていますが、これもペントランド教授のいう探索行為の一部なのだと思います。

さて、ここまで聞くと、「アイデアの流れや探索が重要なのはわかったから、どうやったら高いパフォーマンスが発揮できるの?」という問いが浮かぶと思います。それは、以下のように書かれています。

ウェンと私は、3つの単純なパターンが、さまざまな集団やタスクにおけるパフォーマンスのおよそ50%を決定していることを発見した。最大のパフォーマンス発揮するグループには、一般的に次のような特徴が見られる。(1)アイデアの数の多さ。数個の大きなアイデアがあるというのではなく、無数の簡単なアイデアが、多くの人々から寄せられるという傾向が見られた。(2)交流の密度の濃さ。発言と、それに対する非常に短い相づち(「いいね」「その通り」「何?」のような、1秒以下のコメント)のサイクルが継続的に行われ、アイデアの肯定や否定、コンセンサスの形成が行われている。(3)アイデアの多様性。グループ内の全員が、数々のアイデアに寄与し、それらに対する反応を表明しており、それぞれの頻度が同じ程度になっている。

うん。確かに、パフォーマンスが高いチームっぽいなぁって思うのですが、実際にはこんなにうまくいく場合だけではないよなぁ、なんて考えますよね。まさにそこについても本書で書かれてます。

そのパターンの例外は、ストレスにさらされている場合と、共同作業を行うのが難しく、感情的な反応が起きている場合とのこと。その場合、リーダーが世話人の役割を演じ、他人の会話に頻繁に介入する必要があるということです。

私、個人的には、仕事でプロジェクトを進めていると、このストレスにされされて、人間関係でトラブルが生まれ、感情的な反応が起っている出来事に出会うので、まさにここが突破すべき本丸のような気がしています。ですが、この本ではとくに触れられていないので、今回ではなく、また別でブログに書きたいと思います。

 

生産性と創造性の向上のポイント

さて、ここからは、多くの企業の課題でもある「生産性と創造性の向上」をテーマに、ペントランド教授の研究内容をご紹介したいと思います。このあたりが根拠を持って語れるところがセンサー技術とデータサイエンスの進歩だと思っています。

生産性を左右する最も重要な要素は、従業員同士が交流に費やした時間の合計と、エンゲージメントのレベル(職場の輪に皆が参加しているか)であることが判明した。この2つを組み合わせるだけで、金額換算された生産性の変動の3分の1を予測することができたのである。

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.117

 

分析の結果、生産性を左右する中心的な要素は、エンゲージメントの程度であることが判明した。エンゲージメントとは、共に仕事をするグループ内におけるアイデアの流れの速さであることを思いだそう。この研究においてエンゲージメントは、従業員が話しかけた複数の相手のそれぞれがさらに互いに話をしているかどうかの度合いから算出された。そして雇用期間や性別といった要素を調整すると、エンゲージメントの程度が高い上位3分の1の従業員は、一般的な授業員と比べて10パーセント以上生産性が高いという結果が得られた

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.119

 

"ネットワークの形状の変化のバリエーションが豊かなチームほど、創造的な活動の成果に対する自己評価が高いという結果が得られた。言い換えれば、ソーシャルネットワーク内で、探索とエンゲージメントが交互に繰り返されるパターンが見られるほど、創造的な活動で良い結果が出る(少なくともネットワーク内にいる人々からそう評価される)のである。
<中略>
KEYSのデータを分析した結果、創造性が高かった日ほど、より多くの探索とエンゲージメントが行われていたことが判明した。実際、単に探索とエンゲージメントの測定を組み合わせるだけで、どの日に最も創造性が高かったかを87.5パーセントの精度で予測できたのである。"

アレックス・ペントランド(2015)『ソーシャル物理学』p.125

 

以上のことを図にするとこういうことです。

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そして、これに近いことは、経営学の視点から他の書籍でも書かれていたので、ご紹介したいと思います。

弱いつながりの人間関係を多く持つ研究員のほうが、創造性スコアが高くなったのです。他方で、「付き合いの長さ」で測った強いつながりの人間関係を多く持つ人は、むしろ創造性が落ちるという結果となりました。"

入山章栄(2015)『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』p.99

 

「知の知の新しい組み合わせ」すなわち、前々章で述べた知の探索のためには、「幅広い人々からの多様な情報が効率的に流れる」ネットワーク上にいるほうが有利です"

入山章栄(2015)『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』p.98


あと、この本では、「イノベーション」という文脈でいろいろな研究が書かれていたので、少しだけ紹介したいと思います。

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

 

 

イノベーションとは「両利き経営」

世界の経営学で最も研究されているイノベーション理論の基礎「Ambidexterity」は、言うなれば「両利き経営」で、まるで右手と左手が上手に使える人のように、「知の探索」と「知の深化」について高い次元でバランスを取る経営を示すそうです。

「探索した知」の活用方法の第一歩は、情報の共有化で、最先端の組織学習研究で重視されているのが、「トランザクティブ・メモリー」という以下の考え方です。

「組織のメンバー全員が同じことを知っている」ことではなく、「組織のメンバーが『ほかのメンバーの誰が何を知っているのか』を知っておくこと」であるというものです。

入山章栄(2015)『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』p.113

 

トランザクティブ・メモリーが、グループのパフォーマンスを高めるのですが、効果的な方法は、「直接対話によるコミュニケーション」です。顔の表情や目、身振り手振りなど言語を超えたコミュニケーションの重要性が証明されています。

あと、この本には、イノベーションは、「両利き経営」で、「知の探索」と「知の深化」の両方が必要だと繰り返し出てきます。弱いネットワークで、知の探索だけでなく、それを持ち帰り社内でぐぐっとプロダクトやサービスを深めていく人やチームも必要なるということです。

以上のように、様々な研究・実験結果をご紹介しましたが、結論を端的に示せば、「多様な組織・チームの関係性を高めて、外から知を持ち寄り、直接の対話で深めていけば、生産性が高まり、イノベーションは生まれやすくなる」ということではないかと思います。これは文頭でも書いたことと同じですが、実験結果などを見てみると、深まり方と、取り組む意欲などが変わるのではないかなぁと思います。

少しでも何かお役に立てれば嬉しいです。

次回は、「多様性」や今回の記事に出てきていた「チーム内でのコンフリクトやわかりあえない状況になった時にどうするのか?」というあたりにも触れていきたいと思っています。

 

ではでは~。

 

 PS.

今回は、チーム・組織のつながりや関係性について書きましたが、「個人としてのつながりや関係性は、どう幸せや健康に影響するのか?」という視点でもブログ記事を書いていますので、合わせて読んでもらえるといいかもしれません。

matsuura.hateblo.jp

 

「U理論」の入門をさらに超ざっくりまとめてみました

読書感想文 目に見えないけど大切なこと

『U理論』。初めて知ったときに、私が思ったことは「仏教の教えと近い」ということでした。「自分の心を味わう」「真我とつながる」。そんな表現で言われていることと、U理論に共通点を見ていたのです。今回はその「U理論」について少し。

 

英治出版から出版されているオットー シャーマー著『U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』は、608ページもある分厚い書籍となっています。そこで、尻込みをしつつ、中土井僚さん著の『人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門』を手に取るとこれが429ページ・・・。「じゃあ、今度、時間があるときにでも~」なんて後回しにしている方も多いと思います。それでは、勿体ない!ということで、そのU理論入門を、向学のためにもさらに私がざっくりと短くまとめることに挑戦しました。(プレゼンシングまで)素晴らしい理論なので、これで少しでも興味を持ってくださる方が増えると嬉しいなぁと思っています。


※以下の文章は、『U理論入門』で書いてあることだけでなく、松浦の個人的な勝手な解釈や例もかなり入れてまとめています。また引用するかたちもとっていないので、詳しく知りたい方はぜひ書籍や講座を。 

 

U理論とは?

個人の変容や組織のイノベーションのための理論に「U理論」というものがあります。このイノベーションとは何かというと、過去の延長線上にないものを生み出すこと。それを、個人だけでなく、組織や社会でも使える、新しい解決策を生み出すためのプロセスを明らかにしています。それも、指示命令形でなく、チーム一枚岩となってイノベーションを起こすことが、どうしたら可能になるかを示しています。

 

U理論とは、MIT上級講師のオットー・シャーマー博士が世界の多様なトップリーダー達130名にインタビューし、紡ぎ出された理論です。特徴的なのは、リーダーの「やり方(Doing)」に着目するのではなく、リーダーの「あり方(Being)」に着目している点です。人間が、高度なパフォーマンスを発揮し、変革が起こっている時には、内側で「意識の変容」が起こっているというのです。

 

変容を起こすための心構え

現在の世の中は、複雑性が高く、予測の難しい課題に満ちています。こういった課題を解決し、ありたい変容を起こすためには、必要な心構えがあります。それは、非常にあいまい且つ不確実な状況を許容し、失敗を恐れないことと、不可能だと思われることを試みる覚悟です。そして、「何をどうやるか?」ではなく、「その行動をどこからやるのか?」ということです。「どこから」というのは、行動の基点にあたるもので、一つの答えは「源(ソース)を基点にやる」ということになります。源(ソース)を基点に行動しているトップリーダーの共通点として、どんな場面でも「何者としてその場にいるのか?」という「あり方」が体現されているということがあげられます。※後段で、私は、源(ソース)=「本来の自分」とらえています。

 

U理論の3つのプロセス「センシング、プレゼンシング、クリエイティング」

U理論を大きな3つのプロセスに分けると1.センシング、2.プレゼンシング、3.クリエイティングになります。センシングは、「ただ、ひたすら観察する」、プレゼンシングは、「一歩下がって、内省する。内なる知(ノウイング)が現れるに任せる」、クリエイティングは、「素早く、即興的に行動に移す」となります。

このプロセスを文章としてまとめると、「先入観を排し、ただひたすら観察し続けることを通して、行動の基点を源(ソース)に転換していきます。そして、自分自身を通して、出現しようとしている未来(=知っているもの)を迎え入れ、それを具現化、実体化しいく」というプロセスです。

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それでは、このプロセスの第一関門であるセンシング(観察)からプレゼンシングまでを、ポイントを絞ってまとめたいと思います。まず、先入観を排し「観察」をするためには、「過去の経験によって培われた枠組み」を取り払わねばなりません。私たちはこの過去の枠組みから物事をとらえていくので、ありのまま事実をとらえることができなくなり、否定や思考停止などが起こり、不毛な議論や対立に発展していきます。この「過去の経験によって培われた枠組み」こそ、イノベーションや変容の足かせといってもいいでしょう。

 

例えば、初めて会った人と話している時、自分の頭の中で、「ああ、この人はこういう人だなぁ」と興味を失うことがあったとします。この時、過去にできた自分の枠から目の前の人を判断し、レッテル貼りをしている可能性があります。こういったことを私たちは無自覚に多くやっています。こういった認知機能は、生存本能を満たすための脳の機能ではあるのですが、これがあるために足かせにもなっているわけです。他者から「思い込みが激しい」「頭が固い」「頑固」などと言われたことがある人は、改めて考えてみるといいかもしれません。(ここで注意が必要なのは、「過去の経験によって培われた枠組み」が駄目だと言っているわけではなく、その過去の枠組みに「囚われている状態は変容が起きにくい」ということです。)


もう一つ例を使って考えてみましょう。例えば、人と話す時に緊張してしまう人がいるとします。その人の心の声に「どうせ、わかってもらえない」という諦めがあると、話す相手のことをフラットに見ることができず、「この人はわかってもらえない人」というレッテルを貼り、話すことになります。そして、わかってもらえない証拠を相手の言動に見つけ、「ほら、やっぱり、わかってもらない・・・」という諦めの思い込みを強化します。こうやって、ネガティブな思考の渦に巻き込まれていくのです。

 

人は、過去の枠に囚われている状態だと、現実認識が歪み、事実と解釈を混同し、解釈を現実として扱ってしまうことがしばしば起こってしまいます。そうすると、本来持っているパフォーマンスが発揮できません。先ほどの例でも、「どうせ、わかってもらえない」という思い込みがなければ、緊張せず、普通に話ができるはずなのです。この過去の枠であり、思い込みのことを「メンタルモデル」と言います。

 

メンタルモデルを見つけてみる

この思い込み(メンタルモデル)を解消するにはどうしたらいいのか気になるところだと思います。これは、実はシンプルで難しくもあるステップが2つあります。第一段階は、その思い込みや囚われていることに「気づく(アウェアネス)」ことです。これで、メンタルモデルの半分は解消されるともいわれています。自分を俯瞰しているもう一人のメタな自分を置いて、心に起こっている動きや体感に意識を向けると気づきやすいと思います。頭が熱くなったり、胸がぎゅっとなったり、呼吸が浅くなったりと体感で気づくことができます。

 

とくにメンタルモデルがわかりやすい瞬間というのは、他者と関わる中で、「カチン」ときて反応したり、「イライラ」した瞬間です。また、もう一つのヒントとしては、過去から繰り返し起こっている不本意なパターンがないか?を見つめてみると浮かびあがってきます。そして、こういった瞬間に自分の心の声に耳を傾けるのです。おそらくは、相手を責めたり、自己正当化したり、自分を責めたり、卑下したりしていることが多いはずです。中には「こうあるべき」「こうしなければならない」と心の声が言っているかもしれません。こういったメンタルモデルの多くは、「自分は欠損している」「足りていない」などとという思い込みから来ている場合が多くあります。

 

評価・ジャッジ、決めつけなどを一旦「保留」にする

それでは、そういった自分に気づいた後はどうすればいいか。これが二段階目になります。それは「保留」することです。相手を評価・ジャッジ、レッテル貼りしている自分に気づき、正しい・間違っているなどの結論や決めつけを一旦「保留」することです。どこにも着地できない居心地の悪さに身を置き続けることになりますが、それに耐え、能動的に味わうことになります。「待つ」ことともいえます。また、この気づきと保留のプロセスを続けていると、驚きのセンスがあがり、好奇心旺盛で、柔軟な人になっていき、コミュニケーションの質が高まるといわれています。

 

他者の目玉から見て、器を拡張させる

さて、これまでのステップで、ようやく頭の中の雑念に意識を奪われず、目の前の事象や状況に意識の矛先を向けられるようになってきました。そうすると、これまでは過去の枠組みのせいで見えなかったものが、見えてくるようになってきます。他のイメージでお伝えすると、「自分の中に他者の目玉が増える」イメージです。相手を受け入れている状態なので、「○○さんの気持ちがわかった」という実感があるかもしれません。自分の枠が壊れ、器が拡張しています。そうなれば、もう、力でねじ伏せようしたり、自分の主張を飲ませるよう説得する必要がなくなるのです。また、他者のストーリーテリングを聴くことは、他者の人生の追体験をすることであり、他者の目玉が増えるエクササイズだと思っています。

 

Uの谷の「プレゼンシング」

最後は、「U」の谷の部分の「プレゼンシング」についてです。ここでは、創造性を引き出す、根源的な問いが出てきます。それは、「私は何者なのか?また、私の成すことは何か?」ということです。自我(エゴ)や習慣的な「自己」を捨て去り、より高い次元の「自己」とつながります。この自己を「本来の自分(オーセンティックセルフ)」などといいます。この本来の自分とつながり、発せられる言葉は、共振するかのように他の人に響くといわれています。この「本来の自分」とつながり、行動を起こすことで生まれるものがイノベーションであり、変容ということになります。

オットー博士は、この「プレゼンシング」について、「未来が出現する」と表現しており、過去の延長線上にはない、全く新しい可能性を迎えるターニングポイントとなる瞬間といえます。また、この「未来が出現する」前には、不安や怖れに襲われながら、先の見えない虚空に一歩踏み出す勇気が必要となるともいわれています。さぁ、勇気を出して新しい未来を迎えに行きましょう!

 

以上、プレゼンシングまでのところをざっくりとまとめましたが、ここまでが最初の難所であり、かなりポイントになるところだと思い、まとめてみました。お役に立てれば幸いです。

 

U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術

  • 作者: C オットーシャーマー,C Otto Scharmer,中土井僚,由佐美加子
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2010/11/16
  • メディア: 単行本
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人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門

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マンガでやさしくわかるU理論

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山口 揚平さんの新著「10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと」珠玉の言葉たち

読書感想文 目に見えないけど大切なこと

尊敬する山口 揚平さんの新著「10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと」を読んで、とても共感する本だなぁと思ったので感想や、読んで自分なりに考えたことを記載してみます。

 

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この本は、ある青年と成功を収めた紳士が出会い、対話していく形で進められていきます。青年と紳士が対話の中で、人生の本質とは何か?未来はどんな世の中になるのか?ということなどを考えていきます。それを追体験するような形で、読んでいる自分も登場人物と一緒に考えて、本質を掴んでいくシンプルでわかりやすい本です。おそらく読者のメインターゲット層としては、学生~20代中盤くらいまでに設定しているのではないかと思います。

 

本書の内容は、多岐にわたっていますが、どれも外せない大切なことばかり。目次の章だけでも、その一旦は感じていただけると思います。

 

第1章 スノーボールを転がせ! 「学び方を学ぶ」ことが、成功への近道になる
第2章 格差社会と沈む日本を乗り越える 日本解散論
第3章 「作る世界」から「作らない世界」へ 結婚・お金・AI(ロボット)…… 変わる社会の中で生きること
第4章 コミュニケーション 優秀さは謙虚さと能力の掛け算である
第5章 僕たちは何を学んできて、これから何を学べばいいのか
第6章 事業の本質 1人でも食べていくために仕事を創り出す

 

わかりやすい本と書きましたが、内容は「人生の本質」ばかりなので、さらりと紳士が言っている言葉の深さに驚くこともしばしば。読んでいる間、手をとめて「う~ん・・・」と考えこんでしまう時間も多くありました。

 

例えば、本の最後のほうにこんな一説があります。

 「君は今、何をやればいいのかわからない、何を勉強すべきか、どうすればいいのかわからないと、悩んでいるかもしれない。しかし、『人生においてしなければならないことなど何もない』のだよ。何をしたらいいのかわからなければ、何もしなければよい。

 

それでも何かしなければ、と動き出してしまうのは君達が恐怖に立ち向かう勇気をまだ持っていないからだ。私は君のその状態を否定しない。ただ、君は、自分のステージを理解しておくことだ。自己を俯瞰し、自分の感情、自己の本質に目を向けるということだ。大事なことだから、繰り返す。『この世の中に、君の人生に、しなければならないことなど何1つない』。

 

君は、その存在そのものが価値あるものである。それを認めるしか人生の本当のスタート地点に立つすべはない。外の世界で死ぬほど頑張って何億稼いだとしても、この真実、自分の本質的価値に気づかなければ、君は死ぬまで走り続けることになるだろう。内なるバイアス(偏見、他者嫌悪)を癒やせなければ心の平安は得られないだろう。だからこそ青春の本質は自己肯定の内外の旅だと私は言いたいのだ」

 

いかがでしょう。このジワジワくる感じ。本書ではこういった深い言葉が、たくさん出てきます。しかも、さらりと出ていて、細かい解説がされないものもたくさんあります。ですので、読み手によって受け取れる学びに差が出ることが予想される一冊です。

 

ところで、上記の「それでも何かしなければ、と動き出してしまうのは君達が恐怖に立ち向かう勇気をまだ持っていないからだ。」という一文。

私、個人的には、「それでも何かしなければ、と動き出してしまう」というのは、不安や恐れと向き合いたくないから、見たくないから動いているのだと思いました。「何をやればいいか」の裏には「何かやっていないと不安」ということが隠れており、「何かやらないと自分の価値を認めてもらえない」だとか、「他の人間よりも劣ってしまう」などという怖れを持っているのではないかと推察します。

 

だからこそ、怖れを持っている自分に気がつき、動くのを止めて、自己を俯瞰し、自分の感情、自己の本質に目を向ける必要があるのだと思います。ただ、気がつくこと。ただ、観ること。その課程で、上記の文でいう「内なるバイアス(偏見、他者嫌悪)」などをたくさん味わうことでしょう。そうして、辿り着くこと、それが「自分の存在そのものが、価値あるものである」ということだと思います。

 (かく言う私も、まだまだ辿り着いておらず、修行中ではありますので、そういうことではないかなぁ、という感じで主観をお伝えさせていただいております。)

 

という感じで、さらりと深い内容や本質が盛り込まれている一冊です。

 

それでは、最後に、紳士が言った言葉から私に刺さった言葉を書き出してみたいと思います。その言葉を受けての私の感想や刺さったポイントなども記載します。(これは個人的な考えで本書とは関係なく勝手なことを言っているのでご容赦を)

 

健康こそは最大の投資先さ。栄養と健康に関する知識だけは勉強したまえ。結果はだいぶ先になるが、その効果は明白だ。いいかい、21世紀はお金の時代じゃない。時間の時代だ。いや、時間が通貨そのものになるだろう。よく覚えておくといい」(36p)

「健康」こそ私も何より大切と考えています。心も、身体も、健康であること。それ以上はないのではないでしょうか。 そして、「時間」。時間そのものはお金で買えませんが、効率化することによって時間を浮かせることはできます。また、時間は伸び縮みするものだと思っており、集中し没頭すればするほど、時間内でできることは増えていきます。

 

「大企業は特にね。だからベンチャーは、ラッキーなことに古い指標(偏差値)にとらわれることなく、新しい指標、主体性、創造力や直観力、学ぶ技術力、真摯さ、誠実さに基づいて採用することができる」

「主体性としては、まず、悩みの解決はすべて主体的に行なう、ということ。絶対に他人のせいにしてはいけない。実際に問題とは、他人との摩擦が生み出した自分の心の中にある感情のことだからね。(82p)」 

イラッとしたり、悲しくなったり、自分では望んでいない感情が表出した時、人間はすぐに原因を自分の外に見出そうとします。表に出ている現象(行為、行動等)については、外に原因があるかもしれません。しかし、その現象に対して、反応しているのは自分の感情であり、心なんです。 同じ現象、行為や行動を受けても、感情が動かず平静でいる人もいれば、動きまくる人もいるのです。

 

「お金は時間と空間を買うための道具としてのみ使っているよ。あとは社会的価値のある事業への投資に使う」<中略>

人生は与えたものを受けとるようにできている。(110p)」

「情けは人の為ならず」という、ことわざがありますが、まさしくこの言葉と同じことだと思っています。ことわざの意味は、「人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。人には親切にせよという教え。」ということです。ここでのポイントは「その人から返ってくるのではない」ということですね。見返りを期待せず、ただ純粋にギフトや優しさを贈ることによって、いつか自分のところにも戻ってくるよ、ということだと思います。私の大切にしている言葉「恩送り」と一緒ですね。

 

 「大切なのは、善悪も正義もないという前提で生きるということだね。相手が悪い、自分が悪い、ということはない。それは単純に互いのすりあわせができてなかっただけの話だ。そう考えれば気が楽だ。そこからお互いに調整していけばよい。大事なことは自分や相手を否定したり、罪悪感を持ったりしないことだ(132p)」

世の中は、「善い、悪い」「正しい、間違い」「正解、不正解」などの二元論にまみれています。これは、陰陽とは違っていて、対立や争いを生み出してしまう考え方です。陰陽思想は、女と男、月と太陽、光と影、といった形で、二つで一つ、ついになったものであり、対立や争いは生みません。「正しい」「正解」「正義」などは、執着を掴みやすく、固執すればするほど、対立を生み出してしまいます。なぜなら、一人ひとり、自分の世界観の中では、すべて正しい行動や言動をしているのです。つまり、相手も相手の世界観では正しい。ですから、後は自分の世界観と相手の世界観を合わせてくしかないのです。そこに、「善い、悪い」「正しい、間違い」「正解、不正解」を持ち込めば、対立し、相手を傷つけたり、自分を傷つける結果になるだけだと思います。

 

「あとは、「助けて!」と言える相手を持つことかな。損得抜きで付き合える人達を周りに作ること。時間と余裕がある時は功徳を積みなさい。信頼残高が増えるから。(140p)」 

以前、NHKで「助けて」と言えない若者が増えていることを問題にしていましたが、つまりそれは、それだけの信頼関係、深いつながりが作れてない現れだと思います。 深いつながりを作るために一番効果的なのが、人の支援、貢献をすること。徳を積むのも、人の支援、貢献をすること。この世的にも、あの世的にも、素晴らしいのです。

 

「君達が一番戦わなければいけないのは、同調欲求だよ。決して、将来の年金や経済の悪化ではない。自分が他と一緒であろうとするのは一種の弱さだ。違いを愛することが大事だ(147p)」

本来、人は、一人ひとりユニークな存在で、唯一無二の存在です。つまり、一人ひとり違うわけですね。しかし、人はともすると、一緒であろうとする。これは協調性ということと分けて考えないと複雑になると思いますが、例えるなら、「怖れや不安から一緒のように偽ろうとしている状態」 とでもいいましょうか。出る杭打たれる日本なので、打たれることの怖れや、仲間はずれにされる怖れから、「一緒だよ」と偽り、演じるようなことです。「一人ひとり違っていいし、自分は自分らしくていい!」と、確信めいたところまで行かないとなかなか難しいことですが、少しずつでも意識していると変化していくと思っています。

 

「君はまだ理解しきれていないと思う。99.9%の人は、自分とは、自分が考えた思考や感情のことだと思っている。これは根本的に間違いだ。

 それらの感情や思考は「結果」であって、本当の自分とは、それらを生み出している存在のことだ。本当の自分に気づくためには、その背後に意識を向けて、思考や感情を生み出している存在を見つけなければならない。これには時間がかかる。(155p)」

はい。これは難しく、自分もわからないです。しかし、私の言葉にする練習ということでチャレンジしてみます。まず、これは整理が必要で、「本当の自分とは何か?」ということがある程度定義できていないと混乱してしまいます。本当の自分を「魂レベルの自分」と定義すると、その魂が本来望んでいることと違うことを、脳は作り出していることがあると思っています。例えば、魂レベルでは、「自分らしく○をやりたいんだ!」と思っていても、脳の思考レベルでは、「は、リスクが高いし、メリットも薄いからやらない方が賢明である」という具合です。感情でいえば、「○○をしようとしたら、イライラしたから、私にはあわないんだと感じた」というように、感情も、思考も、より深い本来の自分の方向性とは外れて反応することが多くあると思います。というか、それがほとんどだと思います。ただ、「感情」というのは、魂とつながっていて、近いところで表現していることもあると思っていまして、また感情に近い「身体」がそこに共鳴し、信号を出していることも多くある、と思っています。この、「魂」「感情」「思考」「身体」などは、ただでさえわかりくく、私も感覚で体験している最中って感じなので、なんとなくで聞いていただければと思います。

 

「この世には他人など存在しない。他人とは自分の心に生まれた感情の破片に過ぎない。他者嫌悪の本質は自己嫌悪だよ。認められない他人は誰にでもいるが、その存在を認めること。それは自分を認めることであり、それこそが内なる旅だ。(229p)

上記と同じく難しく深い世界ですね・・・。はい。チャレンジ。「自分という存在しか、この宇宙に存在していない」 という量子物理学者の言葉を聞いた気がしますが、そこには踏み込まず、私には、「鏡の法則」や「不二」という言葉がありますが、そちらのほうがわかりやすいかなと思っています。自分の目の前に現れている人も、自分の写し鏡であり、自分の中にあるものが現れている、というようなことだと思います。だから、その鏡である他者にイラッとしたり、悲しくなったりしたら、それは自分の中にあるものが反応していると言えるわけです。つまり、自分の中にあるものが消えてしまえば、他者のそれも消えてしまう。誤解を恐れず、わかりやすく例をあげると、自分を責めている人は、他者を責めるものですが、自分を認めた瞬間から、他者を責めずに認められるようになる、という感じです。自分の存在を認め、愛し、赦すことができたら、他者の存在も認め、愛し、赦すことできる、という素晴らしい真理だと思うのです・・・が、実践は難しいですね。

 

 

以上、珠玉の言葉たちでした。う~ん。例えるなら、ボディーブローのようにお腹にくる感じの、本質に迫る言葉たちです。

 

最後に、私が思う、本書をとくに読んでいただいきたい方は、学生や20代の若者たちです。(もちろんそれ以外の方にもオススメですが)

具体的には、自分たち世代の価値観が変化していることを実感する中で、旧態依然とした学校や企業などに疑問や不安を持っている人。10年~20年の後に、どんな未来が来るのかを予測し、準備をしておきたい人。自分に自信をつけ、人間力を高めるにはどうしたらいいのか、悩んでいる人。暗中模索の就活生。などには、とくにおすすめです。

 

読み終わるころには、「私はこうやって生きていこう!」と、自分の道に光りが差す感じと、背中をおされる感覚のする一冊だと思います。

 

 

奇っ怪な子どもだった私に、母親のとった子育てアプローチとは?

育児・子育て

先日、私の幼少の頃の話をする機会があり、どのような子どもだったのか、どのように育てられたのか、ということを話しました。そこで、改めて母への感謝と自分の子育てに対するスタンスが理解できた気がするので書いてみたいと思います。また、もしかしたら、私と同じような特徴を持ったお子さんがいるかもしれないし、私の幼少の経験から何か子育てにヒントになることがあるかもしれない、なんてことも思ったので。

 

奇っ怪な子どもだった私に、母親のとった子育てアプローチとは?

もし小さい頃の私が今の時代に生きていたら、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」などと診断されたかもしれません。
というのも、私の小さい頃の特徴を母に聞くと、今の自分ではひいてしまうような奇っ怪な子どもだったのです。(※今回はあくまで自分の体験談をシェアしているだけで、他のお子さんや親御さんに対してあるべき論を言っているつもりはないです。育児は正解がなく、子どもの個性や家族の在り方も多様でそれぞれだと思っています。)

 

本題に入る前に、少し私の家族について紹介させてください。父は自営業(幼少の頃は電気工事会社の社員)、母親は保育士をしていました。私は長男で、下に妹が3人いる、6人家族です。育った場所は、愛知県名古屋市北区。たくさんの子ども達がいる県営の住宅で育ち、高校まで全て公立学校に通いました。それでは、私の幼い頃の体験談を始めたいと思います。

 

少し前になりますが、ある時、母親に「私はどんな子どもだったの?」と聞くと、こうかえってきました。

 

「裸ん坊で、棒を持って、高いところに登るとテンションがあがる子どもだったよ」と。

 

・ ・ ・ ・ ・ ・。

意味不明で、言葉がありませんでした。

どうも私は、全裸で、テーブルなどに登り、ほうきなどの棒を振り回していた子どもだったようです。

 

また、私達家族は住宅の7階に住んでいたのですが、ときどきその7階のベランダから、おしっこをしてしまう子どもだったようです。(この時、母親は悩んだらしいのですが、祖父に相談したところ「5階以上は霧になるから大丈夫」と言われて、「そっかぁ」と納得したらしいです(笑))

 

雨の日には、水たまりで背泳ぎをして、泥まるけに。

気に入らないことがあると、お友達を叩いたり、突き飛ばしたり。

あと、これは、私自身にも記憶があるのですが、たまに蟻やお花を食べていました。(今の私にはまったく意味がわからないのですが・・)

 

そんな自由過ぎる私なのですが、今の自分があるのも、この母親あってのことだなぁと思うので、幼い私のエピソードとそれに対する母親の行動について少し書きたいと思います。

 

自由に歩けるようになった頃のこと。デパートやスーパーで私は、母親が目を離した隙に、すぐどこかに行って消えてしまう子どもでした。そこでとった母親の対策は、どこかに行ってしまっても、どこの誰だかがわかるように、私の服の後ろに、住所と名前と連絡先を書いた布を縫いつけていたそうです。(服の前につけると自分で剥がしてしまうからだそう)

 

また、ある時、私が近所のドブ川から、大きなウシガエルを手づかみで捕まえて、両手で抱えて家に持って帰ってきた時のこと。母親はびっくりはしたらしいですが、怒ることなく、そのウシガエルをバケツの中に入れて、私に「飼ってもいいよ」と言いました。(夜になるとそのウシガエルが、グォー、グォー、と鳴きますので、近所迷惑だったと思います・・・)その後、私はエサがやれないことに気づき、泣く泣く逃がすことを自分で決めました。

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小学校にあがると、私は昆虫や生き物にしか興味を示さず、学校の勉強にはまったく興味が持てませんでした。漢字ドリル、計算ドリルでさえ、書けない、書きたくない子どもで、机に座っているより、外で虫を追っかけていたい衝動にかられていました。(今だったら多動ぎみと言われていたかもしません。)

 

そんな私ですから当然、テストの成績はひどく、よく居残りさせられていたのですが、そんな状況でも、母親は勉強しなさいとは言ったことがありません。むしろ「貴昌は、昆虫博士だよ」と褒めてくれていました。(ちなみに勉強嫌いは高校を卒業するまで続きました)

 

また、恥ずかしながら小学2年生までウンチをお漏らししていたのですが、そういったことも怒ることなくたんたんと受けとめてくれていました。(洗うのは自分でやるのが決まりでしたが)

 

思い出すと私は、母親からは躾以外のことで、「やってはいけない」と言われた記憶ほとんどありません。また、やりたいことのほとんどをやらせてくれたと思います。

 

こうやって母親が、そのまま丸ごとの私を受け入れてくれ、愛情を込めて育ててくれたおかげで、今の私は、根拠のない自信があったりしますし、自分の興味を持ったものには集中し、探究するパワーを得たのだと思います。(ただ、今でも興味がないことにはエネルギーでません。。)

 

上記のように、かなりのやんちゃっぷりで迷惑をかけてきた私なのですが、それだけでなく、幼い頃はとても病弱な子どもでした。ぜんそく、慢性鼻炎、アトピー、動物アレルギーなどがあったのです。すぐ熱を出していましたし、そのたんびに、ぜんそくで気管支が狭まり、息が苦しくなり、「死ぬ、死ぬ・・・」と繰り返し言っていました。そういった時も母親は、夜中でも背中をさすってくれていたことを覚えています。また、アトピーで手や腕の関節を掻きむしったり、猫に触って、目を腫らし、鼻水が止まらなくなったりと、心配をかけることも多かった子ども時代だったと思います。

 

まとめっぽく・・・

幼少のころ、とても病弱で、意味不明の行動を取り、たくさんの人に迷惑をかけてきた私。そんな私をのびのびと育てあげてくれた両親には本当に感謝しかありません。

 

その感謝の気持ちが、現在、私が息子の子育てを「精一杯、できる限りやりたい。させてもらいたい」という強い気持ちに繋がっていると思います。

 

ですから、もしこれをご覧の方の中で、ご自身のお子さんが、昔の私のように、意味不明の行動や言動を取っていたとしても、安心してほしいと自分の経験からは思っています。なるべくその子のありのままを受け入れていけば、自然と意味不明な行動や言動はなくなっていくと思います。(子どもとしては「意味」はあったりしますが)

 

また、親のおもいなどは、その子に伝わっていると思いますし、理解はしていると思います。ただ、本人的にはどうすることもできなかったり、自然と身体が動いてしまうことがあるのだと思います。私が振り返ってみても、周りの大人の言いたいことはわかっても、その時にはどうしても衝動が抑えられなかったり、やれと言われてもやれない時がありました。頭でわかっていても身体が動かないことがあるのです。

 

その時にはうまく表現できなくても、だんだんと自分自身の中で折り合いがついていき、収まっていくことが多くあると思います。(今は裸で高いところに登ることはありませんし(笑)当たり前ですが。)また、親からの愛情の充電が、変化するきっかけや勇気になると私は思っています。


私が母から教わったことは、「その子のありのままを受けとめる」こと。これからも自分の息子を育てる過程で実践し、学んでいきたいと思っています。と同時に、もしも息子が、自分のような子どもに育ったら、、、母親と同じように受けとめる自信がないのも正直なところです・・・。(笑)

 

【追伸的に】ここまで書いてもう一つ大切なことを書きたくなっている自分がいます。それは、もしかしたら子育てや育児の前に、「親である自分自身が、ありのままを受けとめてもらう体験が必要かもしれない」ということです。また、受けとめてもらうのは他者ではなく、自分自身かもしれません。ありのままの自分に対して、自分が「私は私でよかったぁ」「産まれてきてよかったぁ」と、言ってあげることも必要なことだと思います。

これはこれでたくさん思っていることがあるので、これはまた別の機会に書きたいと思います。

 

本日は、「お父さんの日」ですが、今回は自分のお母さんについて書いてみました。何か一つでも気づきや参考になることがあれば幸いです。ではでは~。

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※イメージ写真です

番組「小さき命のバトン」で知った新しい家族のかたち「赤ちゃん縁組(特別養子縁組)」

育児・子育て

「赤ちゃん縁組(特別養子縁組)」を、一つの番組「小さき命のバトン」をきっかけに知りました。

"予期せぬ妊娠"をした女性が、育てることができない赤ちゃんを「新しい家庭」へと託すのが『赤ちゃん縁組』。

番組では、不妊治療の末に子どもが授からなかった夫婦が、10代の女性の出産を別室で立ち会い、その後、通常の産後の入院と同じプロセスで育児をする様子が描かれています。

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産まれたその赤ちゃんは、とくに問題がなければ、引き取られた夫婦の実の子どもとなり、名づけもその夫婦がおこないます。戸籍上も養子・養女ではなく「実子」となり、実親との関係もなくなります。(特別養子縁組は6ヶ月以上の養育状況を踏まえ、家庭裁判所の審判により成立)

詳しくは『ハッピーゆりかごプロジェクト(日本財団)』へ。

 

赤ちゃんからすれば、育ての親である、引き取ったお父さんとお母さんしか知りません。なので、違和感はないと思われるかもしれませんが、番組では、外人のお母さんと日本人のお父さんが登場します。この場合は、物心が付けば、明らかに自分で気がつくわけですね。

 

特別養子縁組の多くの場合は、子どもが成長してくると、出生について伝える「真実告知」の瞬間がくるわけですが、番組に出てくるこのお母さんとお父さんの「真実告知」のやり方、もっと言うと「在り方」には、とても感動しました。これは私が文章で伝えるよりも、番組を観てもらったほうがいいと思うので、ここではあえて言わないことにします。(番組の案内も下部にあります)

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【追記】 

番組のアンコール放送が終わったので、追記します。この親子の何が素敵かというと、幼い頃から、明るく出生のこと(真実告知)を話しているのです。愛情たっぷりに育ったこの男の子は、「どこから産まれたの?」という質問に、明るく、「女子高生から産まれた~」と答えます。そして、この親子はたびたび産まれた病院も男の子と訪ね、出生のことを話すのです。そして、番組でも親子で病院を訪ねるシーンがあるのですが、最後の病院の方との別れ際のこと。車の中から顔を出して男の子は、病院の方に笑顔でこう言うのです。「産んでくれてありがとうって言っておいて~」と。病院の方が、産みの親である当時女子高生だった女性とも会っていることを知っているので、言った一言でした。(追記終了)

 

昨今の日本の大きな問題として、「少子化」、「人口減少の問題」があります。そんな中で、年間の人工妊娠中絶数は「20万件」もあります。また、親と暮らせない子はおよそ「3万6千人」もいて、その8割以上が乳児院や児童養護施設で暮らしています。その一方で欧米の里親委託率は、オーストラリアが9割、米国8割、英国7割です。(2010年前後の状況:厚生労働省調べ)

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「赤ちゃん縁組(特別養子縁組)」は、こういった様々な問題の解決方法でもありますし、不妊治療の末、子どもが授からなかった夫婦も増加傾向にある中で、この仕組みは一つの選択肢としてもっとたくさんの人に知って欲しいと思いました。

 

番組を観て私が改めて感じたことを、誤解を恐れず言えば、「本当に大切なものは血縁ではない」ということです。

 

確かに血縁というものの大切さも感じます。しかし、番組の中で引き取られた赤ちゃんが、愛情をたっぷりとかけてもらい、すくすくと幸せに育つ様子を観ていると、本当に大切なものは血縁ではなく、心からその子をおもう気持ちや愛情ではないかと思うのです。


夫婦ももとは血の繋がりのない他人です。しかし、かけがえのない家族になります。「愛情」こそが、家族をつくっている土台にあるものだと私は信じています。

 

ドキュメント番組【小さき命のバトン】について

この「小さき命のバトン」という番組は6月13日(土)にアンコール放送を予定しているようです。ぜひご覧ください。

ETV特集「小さき命のバトン」http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2015/0425.html
【アンコール放送予定】2015月6月13日(土)夜11時~【Eテレ:全国放送】
59分の長編ドキュメンタリー
(内容)
熊本市の慈恵病院が8年前に開設した日本で初めての"赤ちゃんポスト"、『こうのとりのゆりかご』。病院ではゆりかごの開設と同時に幼き命を救うため、"予期せぬ妊娠"をした女性を対象に24時間365日の無料の電話相談室を設けた。また、10代の妊娠や貧困、性暴力被害などの理由で女性がどうしても子どもを育てられない場合、『赤ちゃん縁組』という選択肢も提示してきた。縁組を希望するのは、不妊に悩む夫婦たち。『赤ちゃん縁組』を通して、つながった幼き命と新たな家族。かけがえのない命を救うため奮闘する病院スタッフに密着したドキュメンタリー。語りは女優の薬師丸ひろ子。


そして、もう一つ、関連番組もご紹介します。(放送は終わっていますが。。)
ハートネットTV「特別養子縁組は いま」。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2015-05/26.html

 

 

新米パパの「家事の時短術」と、「これは買い!」というアイテム

育児・子育て

今回は、新米パパの私が日々やっている家事の時間短縮術と、育児の負担を少しでも軽くするために、出産前に買ったアイテムでオススメのものをご紹介します。

 

育児をする上で、「どうやったら家事の時間を短くできるか?」という問いは、その浮いた分の時間を他の事に使えるわけなので、とっても大切な探究ポイントです。その問いを妊娠前からも考えてきたので、何か新米パパさんやプレパパさんのプラスになればと「時短の小技」をシェアしたいと思います。

 

また、今は育児中なので極力時間を短縮しようとしていますが、子どもが大きくなってくれば、短縮しないものも出てくるかもしれません。「便利だけなく、不便も大切」という価値観もありますので。

それではご笑覧ください。(今回も少し長いです。。)

 

私たちの家事の分担方法について

「家事の時短術」の前にまずご紹介したいのは、私たちの「家事の分担方法」です。

 

おそらく家事の分担はどの家庭でも少なからずされていると思います。例えば、「ゴミ出しと沐浴はパパのお仕事」という具合に。 

 

しかし、我が家では、分担を取り決める事は基本的にしていません。つまり、誰が何の担当ということは決めてないのです。「できる人ができることをやる」ということを大切にしています。これにより、臨機応変に動くことができて、相手がやっていないことで責めることもないので、ストレスが少なくてすみます。育児は、想定していない時に、突然の事が起こりまくるので、「臨機応変」は大切と思います。

また、かっこつけて言えば、自然にお互いを思いやり、助け合うことで感謝の気持ちが生まれ、さらに相手に貢献したいという気持ちが強くなっていくのだと思います。

 

「でもそれってどういうこと?」と思われると思うので、我が家の例を一つ。

例えば、妻が赤ちゃんに授乳している間に、私が料理をし始めて、授乳が終わった妻がトイレ行っている間に、泣き始めた赤ちゃんを料理を止めてあやしながら、そのまま寝かしつけをして、部屋を出たら、妻が料理を完成させておいてくれていた。ということが、お互いに話し合うことなく自然にできていたりします。

役割分担していないので、時にはこの逆のような形で、妻が寝かしつけている間に、私が食事の準備をしておくこともしばしば。(と同時に失敗もたくさんあります)

 

これを読むとパパとしては、「料理はそんなにできないし無理」と思われるかもしれませんが、大切なのは「できることをやろうとする気持ち」です。私も普段はこった料理はしません。味噌汁や野菜炒めくらいで充分だと思っています。味噌汁は、大根やきのこなどを切っていれて、味噌を入れたら完成。(「大根が切れない」って方はあまりいないのではないでしょうか。私たちは家庭科があった世代ですし^^)

 

一つコツとしては、「味噌」だけ若干高い美味しいものを選ぶと、うまくできると思います。パパは料理の腕ではなく、気持ちで動き、少し良い材料や調味料で上げ底しておくといいと思います^^

 

新米パパで始めはうまくいかないことも多いですし、私もいろいろ失敗しまくりましたが、気負わず、失敗した分だけうまくなる、と前向きにチャレンジしていくことが大切だと思っています。

 

ということで、私たちには、この「家事の分担を決めない」というやり方があっているようです。(とはいえ、好き嫌いはあるので、洗濯や皿洗いは妻のほうが多く、沐浴とお風呂掃除は私のほうが多いというバランスもあります)

 

新米パパの「家事の時短術」

さて、いよいよ今回の本題に入っていきたいと思います。

家事の時間を短縮するためには、まず「日々、何にどれだけ時間を使っているか?」ということを考えることが大切だと思います。私が主に自宅で時間をかけていることは、「掃除」、「料理」、「情報収集」のための時間です。(情報収集は家事には入らないですが・・)

 

この3つに大きく時間を取られているので、この3つの時間をなるべく短縮できるようにいくつかの小さな工夫をしています。

 

まず、「掃除」の時間を短くするために、以下のことをしています。

・トイレは、座ってする

・お風呂は出る時に湯船を洗ってしまう

・少しの汚れなど、その場でさっと拭いてしまう

 

順に見ていきます。まず、「トイレは、座ってする」ということですが、これは単純で、男性は立って用を足すと水がはねて汚してしまうから、座ってするだけです。ちなみに、お邪魔した友人宅にいる時でも同じことがいえるので、私は座ってします。

 

と、さらっと書いてみましたが、これはかなりなカミングアウトということを、男性の皆さんはわかってくれると思っています。どこか上空のほうから、「男性のくせに、男らしくない」という言葉が聞こえてきそうです。そう、私たちは、この「男らしさ」という社会通念と常に向き合い戦っています。だから、私は正直、ママにこのことは言わなくていいと思います。こっそり、トイレがきれい使えていたら、それでいいではありませんか。私は、今回皆さんにシェアするために勇気を振り絞って書きました。あえて言いますが、私は公衆トイレなど小便器がある場合では、男らしく立ってします。(ドヤ)

 

そして、次は、「お風呂は出る時に湯船を洗ってしまう」ということですが、これもそのままです。お風呂に浸かり、出る時にお湯を抜いてしまい、裸のままで湯船を洗ってしまいます。そうすることで、濡れることを気にしないでいいので、ダイナミックに一気に洗えて、次の日はお湯をいきなり入れるだけなので、楽です。(ここではトイレで座る分、男らしく猛々しく洗いましょう(笑))

 

そして、「掃除」の最後にご紹介するのは、「少しの汚れなど、その場でさっと拭いてしまう」ということです。これは同じようにされている方も多いと思いますが、汚れは溜まってしまうと落とすのが大変です。なので、洗面所など、汚れや素敵が飛んでいたりしたら、小さなタオルを近くに置いているので、それでさっと拭くようにしています。また、お風呂の排水のところに溜まる髪の毛や汚れも毎日とっています。(私は元々大雑把でめんどくさがりのタイプで、汚れを溜めてから掃除するタイプでした。それが最近になって時短のために習慣になりました。変わるものです。)

 

ここでもう一つ。排水のところの汚れを取る時にもう一つ工夫があります。

それは、ドライヤーをする時に、私はタオルドライをした後に、若干残る水分をキッチンペーパーやティッシュで吸収しながら、ドライヤーをしています。そうすると短い時間で髪が乾きます。そして、その水気を吸ったペーパーで、排水の汚れや髪の毛を取ってしまいます。一石二鳥の時短術です。

 

そして、お次は「料理」の時間を短くするためにしていることです。これは料理をしているママなら当たり前のことが多いと思いますが、あくまで新米パパやプレパパ向けということで書いておきます。

・夜の内に味噌汁

・無洗米

・野菜は切ってタッパーに

・料理は多めに

・圧力鍋で煮物

 

これは一気に説明していきます。

次の日の朝がバタバタするのが嫌なので、お味噌汁はできる限り、夜の内に作っておきます。そうすることで朝に温めるだけで食べられます。そして、夜の間に無洗米も朝に炊けるように予約しておきますが、無洗米なので、研ぐ時間が短縮できます。

 

お次の「野菜は切ってタッパーに」というのは、スーパーから買ってきた野菜を、サラダにするものなど、すぐ全部切ってしまい、タッパーに入れて保存します。そうすると切ることなくサラダなど簡単に出来上がります。あと、味噌汁にちょっと入れたい薬味ネギなどは切って冷凍しておくと便利です。

 

そして、料理をするときに基本、多めに作ります。夫婦二人に対して大体4~5人分くらい。そうすることで、次の料理も同じものを出しつつ、プラスもう一品くらい作れば、充分におかずがバランスよく揃います。(「同じものを何回食べても満足できる」という価値観がないと厳しいかもしれませんが。。因みに私は独身時代に三食「立ち食いそば」でも満足でした~)

 

最後は、「圧力鍋」。これは、これまで時間のかかっていた煮物などが、あっという間にできてしまう優れものです。ちなみに我が家ではティファールの圧力鍋を使っています。初めて使う時に、圧力のかかった空気を抜くと、勢いよく「プシュ!」と出た大きな音に「ビクッ!」となります。心しておいてください。

 

そして、最後は、「情報収集」の時間を短くするためにやっていることです。家事ではないですが、たくさん時間を使い、且つ私にとって大切な時間です。

 

情報収集は日々の学びであり、仕事にも影響するので、独身時代からニュースを観たり、本を読んだりと、とても大切にしている時間でした。育児が始まって、その中で難しくなったのは本を読むことです。赤ちゃんをあやしたり育児しながらだと、両手を使って読む本は難しく、テレビやスマホで映像を観るほうがやりやすくなります。

 

そこで、私がテレビや映像を時短で観るためにやっていることは以下です。

・オンデマンドで観たいニュースだけを観る

・ビデオレコーダーで1.5倍速で観る

・youtube映像は「SpeedTube」で2倍速で観る

 

私は、テレビ東京とNHKのオンデマンドに会員登録しています。なので、テレビ東京の「WBS」や、NHKの「おはよう日本」「ニュース7・9」などはいつでも観られます。そこで、「観たいニュースだけを観る」ためにどうしているか、というと、NHKやテレ東のオンデマンドは、個別のニュースにそれぞれ具体的な内容のタイトルがついています。(WBSは時間の長さまで)

ですから、タイトルの一覧を眺めて、興味あるものだけをクリックし、観ることができるので助かります。スマホで観た画面は以下の感じです。

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あと、我が家では出産前にSONYのビデオレコーダーを買ったのですが、そのレコーダーは1.5倍速で観ることができる機能がついていました。(因みに購入前は録画機器はなく、テレビもほとんど観ない家庭でした。今、お気に入りの番組はNHKの「すくすく子育て」(笑))

 

購入後はオンデマンドでも観られる番組でも、レコーダーで落とすようにしていて、1.5倍速で観ています。あと、このレコーダーは録った番組をスマホに自動転送し、外出時でも観ることができて便利です。(これだけの機能と1TBの容量で、4万円代で買えるのは驚きとともにデフレを感じます)

SONY 1TB 2チューナー ブルーレイレコーダー BDZ-EW1200

SONY 1TB 2チューナー ブルーレイレコーダー BDZ-EW1200

 

 

そして、最後、Youtube映像について。最近は、有名な方の講演会や番組などが、Youtubeにあがっていることも多く、ありがたい世の中です。地域のローカル番組など東京では映らない番組もあがっていたりします。(テレビ愛知の「激論!コロシアム」や読売テレビの「そこまで言って委員会」など、討論系が好きです。私。)

 

YoutubeをPCで観る場合には、速度調整がデフォルトで使えるのですが、スマホでも「SpeedTube」というアプリをダウンロードすれば、2倍速などで観ることができ便利です。(ただ、2倍速で早口の人の講演などだと、何言っているかわからないので注意を。。)

 

さて、長くなってしまいましたが、ここまでは、「家事の時短術」でした。

 

時短するために買ったアイテムをご紹介

最後に、私たち夫婦が、育児の負担を少しでも軽くするため、時短するために買ったアイテムをご紹介したいと思います。前々回の記事「産褥期を明けた今だから言える、プレパパに知っておいてほしいこと 」で、妻の産褥期の大変さや産後クライシスについて書きましたが、産後は費用対効果で考えても、かなり大切な投資ポイントだと思っています。

 

これは便利!と思ったナンバーワンは、「ウォーターサーバー」です。

ご存じだと思いますが、サーバー自体はレンタルで、定期的にお水が配達されてくるシステムですね。私たちは「サントリー天然水ウォーターサーバー」を使っていますが、このサーバーは70度の設定ができるので、粉ミルクを溶かしつつ、すぐに赤ちゃんの飲む温度にできるすぐれものです。(非常用の常備水としてもいいですよ)

 

とはいえ、眠い夜中にスプーンで量を測りつつ、ミルクを作るのは大変ですし、間違えやすくなります。そこで、もう一つ便利なアイテムは、ピジョンの「ミルカー」です。これは、小さなケースが3つ入っていて、予めミルクを測って入れておくものです。また入れる口のところの幅が狭くなっていて、哺乳瓶に入れる時にこぼれることなく入れられます。これを、夜のうちに、測って粉ミルクを入れておけば、夜中に半分寝ていても間違えることなく、ミルクが作れます。また、外出する際にも役だっています。

ピジョン ミルカー

ピジョン ミルカー

 

 

あと、哺乳瓶の形状でいうと、「母乳実感」タイプがおすすめ。場所は若干取りますが、粉ミルクが入れやすく、赤ちゃんも違和感がないようです。

 

哺乳瓶を使い終わった後は、洗って、熱湯消毒するわけですが、おすすめなのは、「電子レンジで除菌」するものです。哺乳瓶をまとめて入れて、お水を入れて、5分レンジをするだけで除菌ができます。お鍋などで煮沸することを考えたら、かなりの時短です。

コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα バニラ

コンビ 電子レンジ除菌&保管ケース 除菌じょ~ずα バニラ

 

 

と、以上は完全母乳で育てている家庭はあまり参考にならなかったかもしれませんが、我が家は母乳とミルク混合で、ミルクでパパとしてのプレゼンスをあげる努力をしている私としては、マストアイテムであります。

 

そして、育児で頻繁にお世話になるのが、紙おむつを捨てるバケツです。私は、ウンチのビックバン状態を処理することは何ら平気なのですが、一つ困っているのが、鼻がきくことです。料理などでは素晴らしい特徴だと思っていましたが、ウンチの時だけは、そうはいきません。紙おむつのバケツから臭いがこぼれるを避けたかったので、おむつを一つ一つ密封できる処理ポットを買いました。これは鼻が利くパパには本当におすすめです。

 

その他に、育児で役立つアイテムとしては、新たに買ったわけではありませんが、「乾燥機つき洗濯機」は便利ですね。夜に回せば、朝には乾燥まで終わっています。

 

そして、アイテムではないですが、ネットスーパーでかさばるティッシュペーパーや重たいものなどを買うのもオススメです。通販は育児の味方です。

 

以上が、現時点の2ヶ月ちょっとで育児をしつつ、これは買って良かったと思うアイテムのご紹介でした。また、今回書いてみて、他の方の実践している時短方法やアイテムなども聞いてみたいというおもいが強くなりましたので、今後も実践してみて良さそうなものはシェアしていきます。

 

 ではでは~。

 

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↑イメージ写真です(私ではありませんので)